Kailas RoboicsがドローンやUGVなど移動体に搭載可能な
6軸ロボットアームの基本特許を取得

2024年4月23日

小型・高性能ロボットアームを開発する株式会社Kailas Roboticsは、 基本特許技術「ロボットアーム及びこれを備える無人航空機」(以下、「本発明」)を取得したことを発表いたします。
これまでのロボットアームはアームの起点となる土台、 支点が動かないことが前提で開発されてきたものが殆どであり、かつ大型のものが殆どでした。 我々のロボットアームは最先端のSoC(Sytem on Chip)ベースにFPGA(Field Programmable Gate Array)から設計を行う事によって小型化を実現し、 土台となる支点が動いてもアームで確実に対象物を掴む技術をコア技術として開発しています。

■ 特許概要

特許番号:特許第7471705号
登録日:2024年3月22日
特許権者:株式会社Kailas Robotics
発明の名称:ロボットアーム及びこれを備える無人航空機

■ 今後の展望

本発明の活用によって、これまで難しいとされていた移動体へのロボットアームの搭載が可能となり、 固定された土台の範囲を超えてロボットが作業可能となります。 先進諸国で進む労働人口の減少や危険な労働環境を改善するためにはロボットとの協働が必須であり、 我々のロボットアームはその基幹技術の一つとなるものです。現在はドローンへ搭載できるロボットアームを開発していますが、 今後はドローンに限らずUGV、ヒューマノイド、義手などに最適化された制御システムとアクチュエーターの組み合わせを実現します。 また、Kailas Roboticsは今後も継続的に特許出願していきます。顧客価値を基点に知財戦略を推進することで、 Kailas Roboticsだけにしか提供できない独自機能を拡大し、持続的な企業価値向上を実現します。
■ Kailas Roboticsについて:
  Kailas Roboticsは、ドローンなど移動体に搭載可能な小型・高性能ロボットアームを開発しており、 2023年には経産省が主導するGSAP(グローバル・スタートアップ・アクセラレーション・プログラム)のDeep Techコースに採択され、 世界トップクラスのスタートアップアクセラレーションプログラムであるUC Berkeley SkyDeckに参加し研鑽を積んできました。 Kailas Roboticsに関するより詳しい情報は、以下をご覧ください。
https://kailasrobotics.com
株式会社Kailas Robotics
代表取締役社長:   Dambadarjaa Munkhbayar (ダンバダルジャ ムンフバヤル)
〒333-0844
埼玉県川口市上青木3丁目12番18号
埼玉県産業技術総合センター内 506号室(SKIPシティ内)
お問い合わせ:public-relation@kailasrobotics.com (塩見)