弊社ロボットアーム「MobiRobo」がCES 2025 Innovation Award受賞

2025年1月5日

株式会社Kailas Robotics(読み:カイラスロボティクス、埼玉県川口市、代表取締役:ダンバダルジャ・ムンフバヤル)が開発する革新的なロボットアーム「MobiRobo」が、世界最大のテクノロジー見本市「CES 2025」において「Innovation Award」を受賞しました。この受賞は、「MobiRobo」の革新的な技術と多様な活用可能性が高く評価された結果です。"
CES 2025 Innovation Award受賞の理由
〜「MobiRobo」は、以下の特長が高く評価され、ロボティクス分野における未来を牽引する技術として選出されました〜
CESサイト: https://www.ces.tech/innovation-awards/2025/mobirobo/
背景と開発
ロボットが人と同じ現場で協働するためには安全基準上からも消費電力が低く、製造ラインの変更を必要とせず、変種変量生産にも柔軟に対応しやすい協働ロボットの導入が求められており、小さいものや柔らかいもの、危険物などをピックアップするロボットアームに注目が集まっています。
そういった背景を受け、Kailas Roboticsは2022年よりロボットアームの開発に取り組み、様々な現場での実証実験などを経て、24に現在のモデルが完成しました。直観的な操作ができる点や、軽量かつ省電力設計で導入しやすいという点などが評価され、人手不足が深刻化する食品加工工場や農業分野での活用や、作業者に危険がともなう高所など危険個所の非破壊検査、紛争地帯での不審物処理など幅広い分野での活用が始まっています。
「MobiRobo」が活用される現場の事例
1. 食品加工業の自動化
事例: サラダや果物の仕分けやパック詰めにおいて、省スペースで作業可能なため人と同じ現場に導入が可能。 これにより、作業効率が向上し、食品工場の生産性を大幅に引き上げます。
2. 危険箇所での非破壊検査
事例: 超音波プローブや打音検査機と組み合わせ「MobiRobo」をドローンに搭載することで、 橋梁やオイルタンクの検査を安全かつ迅速に実施。これにより、人員のリスクを軽減し、点検コストを大幅に削減します。
3. 農業の次世代化
事例: 圃場などの不整地でUGVが移動しながら果物を収穫することが可能。収穫効率が向上し、農産物の安定供給と農業領域での人手不足を解消します。
4. 公共安全と防衛分野での活用
事例: 紛争地帯での不審物処理において、遠隔操作による安全なリスク排除を実現。これにより人命の保護が可能となります。
CES 2025でのInnovation Award受賞により、「MobiRobo」がもつポテンシャルを多くの企業に知っていただき、今後は受賞技術の応用範囲をさらに広げ、国内外問わず食品工場やインフラ点検、公共安全・防衛分野での利用拡大を図ってまいります。 さらに、資金調達も積極的に行い、技術のさらなる進化と事業拡大をはかり、ロボティクスの力で社会課題を解決し、持続可能な未来を創造します。
投資家・企業へのメッセージ
Kailas Roboticsは、急成長するロボティクス市場の中で最先端技術を提供し、業界をリードする存在です。Innovation Award受賞を機に、より多くの企業や投資家とともに、未来の作業環境を構築していきたいと考えています。
資金用途: エンジニア雇用、資材購入など、技術のさらなる進化と事業拡大の加速に活用します。
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